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学びの限界はあるのか?
はじめに
人は何歳になっても学び始めることができる―――。
そういった話を聞いたことはありませんか?
生きることは知ることなので、生きていれば新しい知識や情報が入ってくるのは当たり前なのですが「学ぶ」となるとちょっとした抵抗を感じる方も多いと思います。
もう頭に入らないし…。
なかなか覚えられないし、やる気がでない…。
もう新しいことを始めても無駄でしょう…。
そう考える方も多いと思いますし、私もわかります。
と同時に、ちょっともったいないなと思うのです。
頭に入らない、続かない原因は、もしかしたら勉強の仕方が原因なのかもしれません。
なにも前知識がない状態で、難しい技術書や専門用語が記載された書籍を読むのは難しいですし、確実に飽きます。
では、どうすれば新しい学びが続くのでしょうか。
勉強がきらいな子どもはいない
ある先生のブログで拝読した言葉(内容)です。
その反面、この子は勉強が苦手だから…と子どもの頃から言われてきた人もいらっしゃるかもしれません。
ですが、勉強って学校の勉強だけでしょうか?
小さいころであれば、生きるために、生活をするために新しく始めること全てが勉強です。
新しいことを覚える、という意味です。
その子にあったレベル感の適切な課題をこなしていくことで、だんだんとできるようになります。
できるようになる速度は様々あれど、少しずつ成長していくものです。
そのため、勉強がきらいな子どもはいないと言われているのです。
学校の勉強も同じように「適切なレベル感」で進められれば良いのでしょうが、人数が多くひとりひとりに合わせることは難しいです。
だから、自分にはできない。難しい。と感じる子が出てきてしまいます。
必要なのは適切なレベルの勉強
「適切なレベル感」は子どもにだけ当てはまることではありません。
なぜなら、新しいことを覚えるのは子どもだけではないからです。
20代だって、40代だって、60代だって新しいことを始めることがあります。
大切なのはその際に、いきなり高みを目指さないこと。
適切なレベルの勉強が必要というのは、子どもも大人も関係なく一緒なのです。
英語を勉強する場合に、いきなり英語だけの本や映画を見ても良くわからなくて悲しくなります。
ですが、単語を毎日覚えて、短い文章の英語の絵本やわかりやすい子ども向けのアニメから始めると、少しずつ理解できるようになってくると思います。
一歩一歩、着実に、ですね。
楽しいと思える気持ち
もちろん適切なレベルの勉強が大切なことは言うまでもないのですが…やはり勉強を楽しい!と思えることは重要です。
ただ、どちらが先かは人それぞれであると思います。
楽しいと思うから続けられる、自分に合った適切なレベルの勉強を続けることによってわかるようになって楽しくなる、どちらもアリです。
いつからでも遅くない!
もう勉強なんてできないよ…ではなく、何か新しいことを勉強してみてはいかがでしょうか?