受託実績

解決した課題

高齢化による労働力不足、食料自給率の低下、耕作地の管理不足や耕作放棄地の拡大。
過酷な労働環境で、ノウハウの伝承もされない…。
そのような農業の課題を、テクノロジーの力で解決しようという動きが広まっています。

この動きは、農業（Agriculture）とテクノロジー（Technology）をかけあわせた造語「アグリテック（AgriTech）」と呼ばれ、世界的に重要視されています。
また、日本では農林水産省が中心となり、農業DXの実現に向けた取り組みとして「スマート農業」と呼称し、実現推進しています。

このプロジェクトでは、ドローンによる空撮で得た施肥データや収穫データをシステム上に蓄積し、分析、比較することで、ほ場内の育成のばらつきを改善。
農業経営の安定化に繋がるものとなっています。

案件のポイント

当社では、スマート農業を支援する仕組みとして、ほ場（※）の育成管理を支援するシステム部分を開発担当しました。

蓄積されたデータにアクセスし、ほ場の育成状態に合わせた地点ごとのNDVI画像を生成、Webブラウザに表示したマップ上に配置することで農地の状態を見える化しました。

また、数字のデータやそれによるグラフも画面表示し、農地ごとの比較、時期ごとの比較もできるようになっています。

※ほ場：田や畑など農地のこと。